陣馬山〜初夏の息吹を求めて〜
※一年近く経ってるので記憶が吹き飛んでるとこがあります。大体ノンフィクションです。
書いた人:大久保 敏宏
いきなり道に迷っていた。駅で集合し、陣馬山にいくまでの道が分からない。みんなで地図を眺める。
そしてしばらくして大体の行程を把握し、陣馬山へ向かうこととなった。
何故か先輩のテンションが妙に低かったことを覚えている。
でもそんなの無視で俺のテンションはMAXさ☆

テンション低い先輩へいろんな無茶ブリをしながらついに陣馬山の山道へ到着した。
なんでこうなったのか分からないが、格闘技馬鹿と競争っぽくなりながらダッシュで山道を駆け上がっていた。
雰囲気の良い山道であった。

木漏れ日が差し込む、山独特の土の匂い、静寂…時折鳥の鳴き声、そしてふと林の合間から見える広大な景色…。
先輩は半死になっていたが。

そうして山頂に到着した。山頂にはツツジやサツキがたくさん植えられており、丁度見ごろの時期であったのでとても綺麗な景色であった。
眼下に広がる山々の織り成す広大な景色、満開のツツジ、その蜜を吸う数匹のアゲハチョウ、そしてテーブルの上には山小屋で買ったウドンとビール…。
急に先輩は元気になり、ビールをがんがん飲んでいた。

山を下ることになり、地図を片手に下ることに。
とても傾斜のある坂、急な階段を下ること40分…。衝撃の事実、道を間違えていた。
急いで降りた急傾斜の坂を駆け上がり山頂に戻る。
このとき先輩は壊れて千と千尋のカオナシみたいなポーズで山道を叫びながら駆け上がっていた。キモイ。

そうして正規のルートで下っていくとこんな錆付いてボロボロの看板が見えた。
『温泉←近道』
明らかに罠である!矢印の方向をみると確実に人が歩くのも困難な道である!
相談の結果、看板を信じるということになった。
俺は…人を信じないで裏切るより、人を信じて裏切られるほうがいい…。
そうして冒険がはじまった…。ecolor史上に残る冒険であるだろう。
道幅が30cmほどで踏み外せば超急傾斜な道もあった。
道がなくロープがあるだけ、しかもロープに捕まらなければ下るのも困難な道もあった。
その上ロープが結ばれている丸太が腐ってボロボロになっているというオマケ付である。
注意しすぎるほど注意しつつ山を下った。

そんな冒険の末、ついに温泉に辿りついた。天国。

こうして初夏の息吹を探す冒険は終わりを告げた。

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